写真1●NTTドコモが2013年冬春モデル全16機種を発表
写真1●NTTドコモが2013年冬春モデル全16機種を発表
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 NTTドコモは2013年10月10日、都内で新製品発表会を開催し、2013年冬春モデルの新製品や新サービスを発表した(関連記事:NTTドコモが2013年冬春モデルを発表、ドコモメールやdocomo IDの方針にも言及)。冬春モデルの新端末はスマートフォン・タブレットが11機種、フィーチャーフォンが2機種、フォトパネル1機種、モバイルWi-Fiルーター2機種の合計16機種となる(写真1)。

 本記事では発表された冬春モデルの詳細を解説する。発表会の模様は関連記事:NTTドコモが2013年冬春モデルを発表、ドコモメールやdocomo IDの方針にも言及を参照いただきたい。

ドコモ限定となるXperia Z1の小型版「Xperia Z1 f SO-02F」

 ソニーが9月のIFA 2013で発表したフラグシップスマートフォン「Xperia Z1」の機能はそのままに、本体サイズを小型化したモデルとして「Xperia Z1 f SO-02F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表した(写真2)。手に馴染みやすい大きさながら高い品質を求めるユーザー層に向けたモデルとなる。

写真2●Xperia Z1の小型版「Xperia Z1 f SO-02F」
写真2●Xperia Z1の小型版「Xperia Z1 f SO-02F」
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写真4●画面サイズが4.3インチとなり手に馴染みやすい
写真3●Xperia Z1にはないライムやピンクを含む全4色をラインアップする
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 本体カラーはブラックとホワイトに加え、Xperia Z1にはないライムとピンクを追加(写真3)。ライムは黄色に近い色合いで、Xperia Z1 fのメインカラーとなる。「Xperia Z1が大きすぎると感じる人にお勧めする。女性にも使っていだけるカラーを取り揃えた」(ブース担当者)と違いを語った。

写真3●Xperia Z1にはないライムやピンクを含む全4色をラインアップする
写真4●画面サイズが4.3インチとなり手に馴染みやすい
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 Z1の画面サイズが5インチなのに対して、Z1 fは4.3インチに小型化した(写真4)。本体幅は9mm狭い65mmとなり、大幅に持ちやすくなっている。画面サイズの変更に伴い、画面解像度はフルHDからHDに変更した(写真5)。

 本体サイズが小型化した一方で厚みは0.9mm増して9.4mmとなり、やや厚い印象を受ける(写真6)。重さは約140gで、約30gも軽量化されている。ストレージはZ1の32Gバイトに対し、16Gバイトに半減。フルセグとNOTTVの視聴には対応していない。

写真5●Xperia Z1(左)とXperia Z1 f(右)の比較
写真5●Xperia Z1(左)とXperia Z1 f(右)の比較
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写真6●Xperia Z1(左)よりもXperia Z1 f(右)は0.9mm厚くなった
写真6●Xperia Z1(左)よりもXperia Z1 f(右)は0.9mm厚くなった
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