写真1●電子ブックを作成できるDO! BOOK
写真1●電子ブックを作成できるDO! BOOK
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写真2●一覧表示から必要なPDFを選択して電子ブックを作成する
写真2●一覧表示から必要なPDFを選択して電子ブックを作成する
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写真3●DO! パレットでは手書きツールで赤入れ修正も可能
写真3●DO! パレットでは手書きツールで赤入れ修正も可能
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 日本デジタルオフィスは、2013年10月9日から11日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」で、スマートフォンやタブレット端末で利用できる電子ブック作成システム「DO! BOOK」や、A1サイズまでの図面やマニュアルを修正・加工できる「DO! パレット」など、同社のスマートデバイス対応ツールを展示。来場者が実際にDO! BOOKやDO! パレットに触れ、その操作性を体感できるデモを提供している。

 DO! BOOKは、PDFのカタログなどからスマートデバイスで閲覧できる電子ブックを作成できるツール(写真1)。例えば、製品カタログを作成する場合など、バラバラに保存されているPDFのデータを一覧表示して必要なPDFを選択して付箋を付けたり、新たに写真を追加したりといった直感的な操作で電子ブックを作成できるのが特徴だ(写真2)。動画も取り込むことができる。

 DO!パレットは図面やマニュアルの作成ツールで、手書きによって「赤入れ」などの修正指示ができる(写真3)。また、どちらも、電子ブックや電子カタログの閲覧者が、どのページのコンテンツを拡大したかを解析できる機能を備え、閲覧者の興味をマーケティングに活用できるのも特徴だ。

 作成した電子ブックや電子カタログは、iOS機やAndroid端末だけでなく、Kindle FireやWindows 8機にも対応するため、さまざまなデバイスで活用できる。

 価格は、パッケージ版の場合でDO! BOOKが30万円から、DO! パレットが250万円から。SaaS版の場合は、いずれも月額3万~5万円からとなっている。

 現時点ではパッケージ版へのニーズが高いが、今後、SaaS版の販売にも注力していくとしている。