写真●A's Styleで作成した顧客名簿アプリケーション
写真●A's Styleで作成した顧客名簿アプリケーション
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 ケーエムケーワールドは2013年10月9日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」で、Web型データベース「A's Style」を動態展示している。このサービスは、プログラミングなしで業務用のWebアプリケーションを開発できる(写真)。

 業務アプリケーションの開発は、Web上の設定画面でデータベースのフィールドを定義して実施する。同様にエンドユーザーが使う操作画面を、構成部品のドラッグ&ドロップで作成する。顧客名簿などのデータを出し入れするだけの業務アプリケーションならば、こうした操作だけで作成が完了する。ある画面のデータを別の画面から参照したり、指定した操作を加えたデータを表示したりといった“カスタム開発”も可能だ。

 主に、Microsoft Office Accessで作成された小規模な業務アプリケーションの置き換えを狙っているという。「やや想定外だったが、システムインテグレーターがプロトタイプを作成するために使う例が出てきている」(説明員)。A's Styleを使ってプロトタイプを作成し、本番環境はDBMS製品などで開発するというやり方だ。

 現在はトライアル提供中で、2014年に正式提供を開始する予定という。