写真●SKYSEA Client View Ver.8.2のWSUS連携設定画面
写真●SKYSEA Client View Ver.8.2のWSUS連携設定画面
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 Skyは、2013年10月9日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」で、資産管理ソフト「SKYSEA Client View」の新版「Ver.8.2」を展示。新機能となる「WSUS連携」、「定期電源オフ」などをアピールしている。

 WSUS連携は、マイクロソフトの更新プログラム(Windows Update)配布サーバー「Windows Server Update Services」(WSUS)と連携する機能である。SKYSEA Client Viewを使うと、部署ごとに分単位でWindows Updateの実行時間を設定できる(写真)。Windows Updateの適用を徹底するとともに、WSUSへの接続時間を分散して負荷を軽減する。

 SKYSEA Client Viewは分かりやすい操作が特徴。「WSUSを導入しても、更新プログラムを社内のパソコンに徹底適用する、一斉にWSUSに接続しないように制御する、などのハードルがある」(説明員)。クライアントパソコンの設定で、自動更新が有効になっていない、自動更新の実行時間が管理者の意図とは異なっている、などの場合があるからだ。Active Directoryを使うと、グループポリシーで制御できるが、Windowsネットワークの知識が求められる。

 定期電源オフは、定期的にパソコンの電源を切る機能。公共団体の共用スペースにある端末などが主な対象となる。「電源を切り忘れていても、決められた時間になったら電源がオフになる」(説明員)。