写真●タリーズコーヒーの提供を行うTISのブース
写真●タリーズコーヒーの提供を行うTISのブース
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 東京ビッグサイトで開催中のITpro EXPO 2013。東京地方は気温が高く蒸し暑い。そんななか展示会場のTISのブースでは、冷たいタリーズコーヒーを、会場で提供している。TISのロゴと合わせて「タリーズ」ロゴも際立つ(写真)。

 同社がタリーズコーヒーを提供し始めてもう3期目に入る。定着した感もあり「社内では、TISのTはタリーズのT、とも言われるようになってきた」と、TISの浅井隆IT基盤サービス本部IT基盤サービス事業推進部主任は、顔をほころばせる。

 冷たいコーヒーとともに、同社がブースで勧めているのが、アジアマルチプラットフォームサービスだ。アジア地域に進出を検討する日本企業に、クラウドサービス、ネットワーク、サポート体制を提供するサービスである。

 サービス提供に当たり、今夏、インドネシアにもデータセンターを設置し、IaaSが利用できるようにした。「インドネシアを含めたASEAN諸国への進出を検討する企業は想定以上に多いようだ。関心を寄せる企業担当者は少なくない」と、浅井主任は手ごたえを感じている。

 さらに同社のブースでは、ネット業界向けの中国支援サービスの提案もしている。現地企業との合弁会社が設立したデータセンターを使ったIaaSや、現地の通信回線を提供する。加えて現地国営企業が提供するCDN(Contents Delivery Network)サービスを利用するときのライセンスや契約での支援サービスも行うことで、ネット企業の中国市場へのチャレンジを支援する。

 中国やASEANにおけるITインフラの提供。TISは、コーヒーに引けを取らないスペシャルティあふれるサービスをITpro EXPOで提案している。