写真1●ARアプリに認識させる画像と表示するコンテンツを登録する画面
写真1●ARアプリに認識させる画像と表示するコンテンツを登録する画面
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写真2●ARアプリから画像を認識させて動画を再生した様子
写真2●ARアプリから画像を認識させて動画を再生した様子
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写真3●2013年11月には3D動画に対応する予定
写真3●2013年11月には3D動画に対応する予定
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 ウェルシステムは、2013年10月9日から東京ビッグサイトで開催されている「ITpro EXPO 2013」で、ユーザーが登録した画像を認識すると、指定したコンテンツ(画像や動画など)を表示・再生するAR(拡張現実)のASPサービス「ARme」を展示している。

このASPサービスは、ユーザーがの設定画面からARアプリに認識させたい画像と、認識した際に表示(もしくは再生)するコンテンツを指定する(写真1)。ユーザーは、Android/iOSを搭載したスマートデバイスから専用アプリを利用して、登録した画像を認識する。

画像を正しく認識できた場合、写真2のように指定したコンテンツが表示される。指定できるコンテンツは、画像や動画、音声、URL、テキストの5種類。認識させる画像や表示・再生させるコンテンツは、ウェルシステムのサーバー上に保存される。認識させる画像は、利用料が4万円/月のARme small businessで最大50件。ロイヤリティ契約のARme Proの場合は、最大50万件まで可能。

 今年11月までには、ゲームエンジンのUnity3Dや3Dアニメーション作成ツールのMayaで作成した3Dオブジェクトを、表示・再生できるコンテンツとして追加する予定だ。ITpro EXPO 2013の展示ブースでは、3Dオブジェクトを表示するデモを実施している(写真3)。