日立製作所とブレインパッドは2013年10月9日、マーケティング分野におけるビッグデータの活用事業で提携したと発表した。マーケティング関連のデータ分析を得意とするブレインパッドのノウハウを取り込み、日立の顧客に対して共同でサービスやシステムを提案していく。2017年3月までに、ハードを除き国内で累計20億円の売り上げを目指す。

 対象は、広告・宣伝、販売促進、流通チャネルの設計など、マーケティング全般。顧客に対して最先端のデータ分析のサービスを提供したり、マーケティング関連の自動化システムを構築したりする。今後、日立が注力するスマートシティなど社会インフラ分野においても、関連製品やサービスを開発・提供していく考えだ。

 ブレインパッドには、日立の顧客に対するビジネスの展開、センサーなど先端デバイスを活用したマーケティングシステムの提案といった狙いがある。