写真●Sedue for BigDataを使った監視カメラ映像のリアルタイム分析
写真●Sedue for BigDataを使った監視カメラ映像のリアルタイム分析
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 プリファードインフラストラクチャー(PFI)は2013年10月9日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」において、ビッグデータ分析基盤「Sedue for BigData」の活用として監視カメラ映像の分析を動態展示している。Sedue for BigDataは同社が販売する検索ソフト「Sedue」に、同社とNTTが共同開発した機械学習エンジン「Jubatus」を統合するなどの機能追加をしたデータ分析ソフトである。

 ブースには2台の監視カメラを設置している。画像解析エンジンによって洋服の色やネクタイの有無、ジャケットの有無、来客の動きなどをデータ化。データをSedue for BigDataで分析して、統計情報をリアルタイムに表示するデモを実施中だ(写真)。

 今回の展示そのものは具体的な製品ではなく、Sedue for BigDataを活用した技術のデモンストレーションという位置付け。将来的な応用例として「防犯に使ったり、人が倒れているのを発見するなど見守り用途に利用できる」(説明員)としている。