写真●InsightCatcherで特定のキーワードを時系列に分析できる
写真●InsightCatcherで特定のキーワードを時系列に分析できる
[画像のクリックで拡大表示]

 NTTコムウェアは、2013年10月9~11日に東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」で、ソーシャルメディア分析サービス「InsightCatcher」を展示している(写真)。

 InsightCatcherは、Twitterのつぶやきを分析するクラウド型のサービスで、8月1日に提供開始した。Twitterでユーザーがつぶやいた特定のキーワードの回数やつぶやいた時間などが把握できることはもちろん、そのキーワードをつぶやいたユーザーがキーワードに対してポジティブな言葉を使っているかどうかや、ほかにどのような分野に興味を持っているかなどをより深く分析することができる。

 これにより、例えば自社製品についてのつぶやきと競合製品についてのつぶやきを比較したり、自社製品のファンの関心を分析して新製品の企画に活用したり、時系列でつぶやき内容を分析してプロモーションの効果を測定したりすることも可能だ。

 同サービスの価格は、初期費用が10万円、月額料金が10万円からとなる(価格はいずれも税別)。月額料金は、分析対象として設定可能なキーワードの上限数で異なる。8月にサービスを提供開始して以来、すでに40社以上から引き合いがあるという。

 また、NTTコムウェアでは同ツールを使ったコンサルティングも提供しており、すでに3社と契約中だという。