写真●従来モデルと比べ高さが約半分に小型化された警子ちゃん4UX(1灯3色モデル)
写真●従来モデルと比べ高さが約半分に小型化された警子ちゃん4UX(1灯3色モデル)
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 2013年10月9日から東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2013」でアイエスエイは、9月20日に発売したばかりのブザー付警告灯「警子ちゃん4UX」を出展している(関連記事)。

 警子ちゃん4UXは、従来の「警子ちゃんUSB対応モデル」の後継機で、パソコンやサーバーのUSBインタフェースに接続してバスパワーで利用できるのが特徴。1台のパソコンやサーバーに複数の警子ちゃん4UXを接続して制御することも可能だ。パソコンやサーバーからのコマンドによる制御のほか、DI(無電圧接点信号入力)による外部機器からの接点信号による制御機能にも対応している。ランプが1灯3色のモデルと、個々のランプの点滅が判別しやすい3灯モデルの2種類で、ボディカラーはダークグレーとライトグレー。価格は3万4800円(税別)。

 オフィスの机の周囲や会議室などでも利用しやすいような工夫も施されている。例えば1灯3色モデルは、全体の高さを従来モデルの「警子ちゃん3G」と比べて約半分にまで低くし、威圧感の少ないサイズとした(写真)。また、ブザーの音量も本体背面にあるボリュームで0dBから最大70dBまで無段階で調整可能。静かなオフィスに突然、大きな音が鳴り響いてしまうようなことがないよう配慮されている。

 「警子ちゃん4UX」は、警子ちゃん3G(DN-1300SE)シリーズや警子ちゃんUSBシリーズと、コマンド機能動作の互換性も確保されている。このため、すでに警子ちゃんシリーズを導入しているシステムからの移行も容易。アイエスエイは、警子ちゃんシリーズ全体で、今後2年間で5000台、約1億7000万円の受注を目指している。