写真1●プロジェクター機能を内蔵したAndroidタブレット端末「PEACOCK(仮称)」
写真1●プロジェクター機能を内蔵したAndroidタブレット端末「PEACOCK(仮称)」
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写真2●本体上部に光源(LED)を内蔵している。
写真2●本体上部に光源(LED)を内蔵している。
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写真3●約1.5メートル先に40型の映像を投影したデモの様子
写真3●約1.5メートル先に40型の映像を投影したデモの様子
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 ITSLabは、2013年10月9日に開幕したICTソリューションの総合展示会「ITpro EXPO 2013」で、プロジェクター機能を内蔵したAndroidタブレット端末「PEACOCK(仮称)」を初公開した。2013年12月に発売する。直販価格は5万9800円(写真1)。

 PEACOCKは、7.9型液晶を搭載したAndroidタブレット端末。本体上部に、輝度が約80ルーメンのプロジェクター機能を内蔵している(写真2)。「似た製品は中国で製造されているが約40ルーメンと輝度が低い。タブレット端末内蔵で80ルーメンクラスは世界初」(執行役員COOの濱田典之氏)という。

 同製品を使えば、タブレット画面に表示したプレゼンテーション資料や動画などを、会議室の壁などに直接投影できる。「手のひらサイズのプロジェクターは既に製品化されているが、PCとの接続に手間取る人が少なくない。PEACOCKならそうした手間は不要だ」(同氏)。

 投影サイズは、壁との距離が約1.5メートルで40型程度(写真3)。薄暗い部屋なら120型(距離は3メートル)程度で投影できるという。

 搭載OSはAndroid 4.2。本体サイズは幅204.96×奥行き140.91×厚さ10~18mm。重さは487g。