NTTデータは2013年10月8日、複数のパブリッククラウドを使ってユーザー企業のシステムを構築する「マルチクラウドインフラ提供サービス」を発表した。同社はこれまで、パブリッククラウドをベースとしたシステム構築では、NTTコミュニケーションズの「Bizホスティング Cloudn」を使っていた。
 
 今回、米アマゾン・ウェブ・サービスの「Amazon Web Services」を追加したほか、将来的にはNTTグループである南アフリカ・ディメンションデータのクラウドも使用する。

 NTTデータは、AWSを使ったシステム構築や、AWS上で運用するシステムの監視やバックアップ、AWSの仕様などに関するサポートといったサービスをユーザー企業に対して提供する。

 また、複数のクラウドを統合管理する「マルチクラウドコントロールサービス」を開発し、2014年から提供する。マルチクラウドコントロールサービスには、同社が開発する「Hinemosクラウド管理オプション」などを使用する。