図●GreenOffice Unified Cloudの運用イメージ(京セラコミュニケーションサービスの発表資料より引用)
図●GreenOffice Unified Cloudの運用イメージ(京セラコミュニケーションサービスの発表資料より引用)
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 京セラコミュニケーションサービス(KCCS)は2013年10月7日、クラウドサービスとして提供する運用管理ツール「GreenOffice Unified Cloud」が、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)の「Amazon Web Services」に対応すると発表した。KCCSのIaaSである「On Demand ITリソース」とAWSの二つを、単一の管理コンソールから管理できるようになる()。AWSへの対応は11月から開始する。

 KCCSの「On Demand ITリソース」は、あくしゅが開発する国産のIaaS構築ソフト「Wakame-vdc」を使用するパブリッククラウドのIaaSである。GreenOffice Unified Cloudは、「On Demand ITリソース」の運用管理サービスで、「On Demand ITリソース」上の仮想マシンは無料で管理できる。AWSの仮想マシンは、1台当たり月額2000円を支払うと、GreenOffice Unified Cloudで管理できるようになる。

 GreenOffice Unified Cloudは、AWSと「On Demand ITリソース」の双方の管理用API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)に対応。両方の仮想マシンの運用監視や、トラブルが発生した場合のインシデント管理などができる。