写真●MCC三鷹ビル サウス棟
写真●MCC三鷹ビル サウス棟
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 三菱商事は2013年10月7日、東京都三鷹市にデータセンター(DC)の新棟、「MCC三鷹ビル サウス棟」(写真)を開業すると発表した。延べ床面積は1万4600平方メートルで、2400ラックを収納できる。隣接する既存施設「MCC三鷹ビル ノース棟」と合計すると延べ床面積は4万平方メートルとなる。同月から外部企業に対するホスティングサービスなどを開始する。

 MCC三鷹ビル サウス棟は、外気冷房システムなどを採用することで、サーバーの冷却に必要な電力を削減。DCの消費電力効率を示す「PUE=1.22(最高効率時)」を実現した。1ラック当たりの電力供給量は平均6KVA。1平方メートル当たりの床荷重は1500キログラム。停電時でも自家発電機によって、72時間の連続稼働が可能だ。