米AppleのTim Cook最高経営責任者(CEO)は現地時間2013年10月5日、2年前に死去した同社共同設立者の故Steve Jobs元CEOを偲ぶコメントを「Twitter」に投稿した。また、Cook氏がJobs氏の命日の前日に従業員宛てに送った書簡について、複数の米メディア(ForbesPCMag.comMashableなど)が報じている。

 Cook氏のツイートには「Steve(Jobs氏)の死から2周年。今日は長い時間を歩きながら、彼の友情と、彼が全世界に与えたすべての影響について思い起こしたい」と書かれている。

 また、Apple関連の情報を発信するブログ「9to5Mac」が入手したCook氏の電子メールでは、全従業員に向けて「Steveがわれわれ全員にとって、そして世界にとってどれほど重要な存在だったかよく考えてほしい。彼が心底愛した仕事に専念することが、彼の思い出に対する最大の敬意の印になる」と述べ、「彼は従業員全員を誇りに思っている」と付け加えた。

 Jobs氏は2004年に膵臓がんの手術を受け、長期休養を繰り返したのち、2011年8月にCEOを辞任。同年10月5日に56歳の若さで亡くなった(関連記事:Apple共同設立者で前CEOのSteve Jobs氏が死去 )。