写真1●CEATEC JAPAN 2013のインテルブース
写真1●CEATEC JAPAN 2013のインテルブース
[画像のクリックで拡大表示]

 インテルは、2013年10月5日まで幕張メッセで開催している「CEATEC JAPAN 2013」にブースを出展し、未発表の2-in-1デバイス(ノート・パソコンとタブレット端末のどちらでも使える端末)を含む多数のPCやタブレットを展示した(写真1)。

 インテルブースでは、「Bay Trail-T」を搭載したリファレンスタブレット(FFRD=Form Factor Reference Design)を用いたBay Trailの性能デモンストレーションを実施していた(写真2)。Bay Trail-TはAtomとして初めてのクアッドコア構成となり、CPU性能は2倍に向上。統合グラフィックスの性能も3倍に向上したとされる。「これまでのAtom(Clover Trail)では重かったFlashゲームも、Bay Trail-Tならサクサク動作する」(ブース担当者)と性能の高さをアピールした。

写真2●Atom Z3770(Bay Trail-T)搭載のリファレンスタブレット
写真2●Atom Z3770(Bay Trail-T)搭載のリファレンスタブレット
[画像のクリックで拡大表示]

 インテルブースでは2-in-1デバイスを多数展示していた。富士通からは未発表の2-in-1デバイス2機種が参考出品されていた。

 ホワイト色の2-in-1デバイスは、ディスプレイとキーボードが分離し、タブレットとしても利用できるデタッチャブル型。画面サイズは10インチ程度。他のAtomタブレットと同等のサイズであることから、Bay Trail-T搭載機とみられる(写真3写真4)。

写真3●富士通による10インチ程度の未発表2-in-1デバイス
写真3●富士通による10インチ程度の未発表2-in-1デバイス
[画像のクリックで拡大表示]
写真4●富士通ブースにも参考出展された
写真4●富士通ブースにも参考出展された
[画像のクリックで拡大表示]