コールセンター大手のベルシステム24は2013年10月4日、電話を使った顧客への販促などを受託する事業を強化すると発表した。ベルシステム24のデータサイエンティストが顧客の購買行動を予測し、効果の高い顧客に絞ってアプローチする。

 この9月に販売の受託に特化した専門センターが稼働した。座席数は80で、2015年には1400席を目指す。顧客とは成果報酬型の契約を結ぶ。ベルシステム24は3年後に売り上げ100億円を目指す。

 既に、ある通信販売会社で先行して実施。データ分析でアプローチ先を絞り込み、優先順位を付けて再購入を促したところ、1件の注文を獲得するためにかかった費用が60%減ったという。