米Facebookは現地時間2013年10月3日、Android向けモバイルアプリケーション「Home」において、ロック画面にFacebook以外の4つのソーシャルサービスの写真を表示できるようにすると発表した。Homeユーザーは、「Flickr」「Pinterest」「Tumblr」、およびFacebook傘下の「Instagram」の写真を、Android端末のロック画面で閲覧できる(写真)。

写真●HomeユーザーはAndroid端末のロック画面で「Flickr」などの写真を閲覧できる
写真●HomeユーザーはAndroid端末のロック画面で「Flickr」などの写真を閲覧できる
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 Homeの最新版をダウンロードし、設定メニューで連携させるソーシャルサービスを選択する。「Show on Lock Screen」をチェックすると、それ以降、連携設定したサービスの写真や投稿をロック画面上でスワイプしながら次々に閲覧できる。

 なお、同機能はAndroid向けFacebookアプリケーションのベータテストプログラムに参加しているユーザーに対してのみ利用可能にする。同プログラムは、新機能を一般提供する前に、さまざまなバージョンのAndroidや各種Android搭載端末で性能と安定性を確認することを目的として6月に開始した(関連記事:Facebook、Android向けアプリのベータテストプログラムを開始)。ベータテスターになるには「Facebook For Android Beta Testers Group」でメンバー登録する。

 米メディアの報道(PCMag.com)によると、FacebookのMark Zuckerberg最高経営責任者(CEO)は先月、Homeのロック画面に他のサービスのコンテンツも追加する意向を明らかにしていた。Homeは今年4月に公開され、1カ月後には100万ダウンロードに達したが、その後伸び悩んでいる。Zuckerberg氏は、Facebook以外のコンテンツも追加することで、Homeの価値を高めようとしている。

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