写真●IBM System x仮想化推奨モデルの外観(画像は、IBM System x3100 M4)
写真●IBM System x仮想化推奨モデルの外観(画像は、IBM System x3100 M4)
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 日本IBMは2013年10月3日、サーバー仮想化ソフト「Hyper-V」をセッティング済みで出荷するPCサーバー機「IBM System x仮想化推奨モデル」(写真)を発表した。10月22日から出荷する。PCサーバーのIBM System xシリーズにWindows Server 2012をプリインストールし、あらかじめHyper-Vが起動する設定を施して出荷する。対象となるPCサーバーは、タワー型からラックマウント型まで全5機種。

 同社のPCサーバー5機種について、Windows Server 2012をプリインストールしてHyper-Vの起動設定を済ませたモデルを用意した形である。これらを購入することで、自前でOSをインストール/設定するよりも容易に、Hyper-Vによるサーバー仮想化環境を構築できる。CPUの稼働モードも、仮想化環境での使用に合わせて性能優先のモードに設定して出荷する。

 価格(税別)は以下の通り。(1)「IBM System x3100 M4」(タワー型、1ソケット)をベースとしたHyper-Vモデルは、17万円。(2)「同x3250 M4」(1Uラックマウント型、1ソケット)をべースとしたモデルは、31万円。(3)「同x3300 M4」(タワー型、2ソケット)をベースとしたモデルは、35万円。(4)「同x3500 M4」(1Uラックマウント型、2CPU)をベースとしたモデルは、93万円。(5)「同x3650 M4」(2Uラックマウント型、2ソケット)をベースとしたモデルは、196万円。