毎分16枚スキャンできる「ADS-1000W」。実勢価格は約3万4000円
毎分16枚スキャンできる「ADS-1000W」。実勢価格は約3万4000円
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毎分18枚スキャンできる上位機の「ADS-1500W」。実勢価格は約4万円
毎分18枚スキャンできる上位機の「ADS-1500W」。実勢価格は約4万円
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 ブラザー販売は2013年10月2日、コンパクトなドキュメントスキャナー「ADS-1000W」と「ADS-1500W」を発表した。いずれも大きさは幅285×奥行き103×高さ84mm。小型ながら、スキャン速度が速いのが特徴だ。11月上旬に発売予定。価格はオープンで、実勢価格は「ADS-1000W」が約3万4000円、上位機の「ADS-1500W」が約4万円。

 ADS-1000Wは、読み取り速度が毎分16枚(32面)。最大20枚の用紙をセットできる。カード用の専用スロットを搭載し、厚みのある運転免許証やクレジットカードの読み取りも可能。スキャンしたデータは、USBメモリーに直接保存できる。

 ADS-1500Wは、読み取り速度が毎分18枚(36面)。ADS-1000Wと同様の特徴に加え、2.7型でタッチ対応のカラー液晶を搭載する。また、ADS-1000Wにはない3つの機能を備える。「スキャン to Office文書」は、スキャンしたデータをWordやExcel、PowerPointの文書形式に変換する機能。文字はOCR処理でテキストデータに、画像はJPEGデータにする。「手書きトリミングスキャン」は、赤ペンで囲んだ箇所だけを指定してスキャンする機能。「簡単Eメール送信」は、スキャンしたデータを直接メールで送信できる機能だ。