文書共有サイト「Scribd」を運営する米Scribdは現地時間2013年10月1日、無制限で電子書籍が読める定額サービスを発表した。月額利用料は8.99ドル。
同サービスは、Webブラウザーのほか、AndroidアプリケーションとiOSアプリケーションからもアクセス可能。数千タイトルにおよぶベストセラーや新刊などを好きなだけ読めるとしている。
友達がどのような本や資料を読んだか確認できる機能、プライバシー設定機能なども備える。途中まで読んだ場所をデバイス間で同期するので、デバイスを変えてもすぐに続きを読み始められる。お気に入りの作品をブックマーク登録してクラウド上に保存し、後からオンラインあるいはオフライン環境で読むことができる。読書履歴に応じてカスタマイズしたおすすめ情報も提供する。
大手出版社として最初に提携した米News Corporation傘下のHarperCollins Publishersは、傘下のHarperCollins USおよびHarperCollins Christianの大半のタイトルを同サービスに提供する。また、Scribdを通じてHarperCollinsの全タイトルを購入できるようにする。
そのほか、E-Reads、Kensington、Red Wheel/Weiser、Rosetta Books、Sourcebooks、Workmanといった出版社が提携している。
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