ジュピターテレコム(J:COM)は2013年10月1日、同日より原則50世帯以上の規模の建物に対して、電気料金が割安となるマンション向け電力一括受電サービス「J:COM 電力」の提供を、関西2府2県(京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県)のJ:COMエリアで開始すると発表した。

 同サービスは、住友商事グループの国内電力事業会社であるサミットエナジーから電力の供給を受け提供する。J:COMがマンション単位で一括契約を締結することにより、マンション居住者は従来の電力会社と契約するよりも安く電力を利用できる。

 J:COMは昨年12月に関東の一部地域で開始し、今年の4月には関東1都5県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、群馬県)のJ:COMエリアに、対象地域を拡大していた。9月には同分野で実績のあるアイピー・パワーシステムズを子会社化するなど、「J:COM Everywhere」構想推進の一環として、電力分野に力を注いでいる。

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