図●モバイル向けの緊急時アラートサービス「Twitter Alerts」のイメージ
図●モバイル向けの緊急時アラートサービス「Twitter Alerts」のイメージ
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 米Twitterは現地時間2013年9月25日、モバイル向けの緊急時アラートサービス「Twitter Alerts」を発表した。事故や自然災害などの緊急事態が発生した場合に正確かつ重要な情報をリアルタイムで送信するとしている。

 Twitter Alertsに参加している公共団体や緊急対策機関などのアカウントからアラート指定したツイートが投稿されると、ユーザーのスマートフォンにプッシュ通知またはSMSメッセージでアラートを配信する。タイムライン上には、通常のツイートと区別できるよう、オレンジ色のベルが付いたツイートが表示される()。

 どのような情報をアラートツイートとして配信するかは参加団体の判断によるが、Twitterは、差し迫った危険の警告、避難指示、公共交通機関の運行停止、停電など、緊急性の高い重大な情報の配信を目的としたものだと説明している。

 同社は、警察や公共安全、緊急対策関連の機関、地方自治体、政府当局、NGO、国際的機関などにTwitter Alertsへの参加を呼びかけており、参加を希望する組織は、オンラインフォームから申込む。すでに米国のほか、韓国、日本などから100以上の組織が参加しているという。

 参加組織の一覧は専用ページに掲載されている。アラートを受け取りたい組織名をクリックし、各アカウントのアラート設定ページにアクセスすればアラートツイートの受信を設定できる。

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■変更履歴
当初タイトルが「緊急事」となっていましたが、正しくは「緊急時」です。既に修正済みです。 [2013/09/26 15:30]