写真●ASOCIO ICT Summit 2013 & Software Expo Asia 2013
写真●ASOCIO ICT Summit 2013 & Software Expo Asia 2013
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 タイの情報通信技術省とソフトウェア産業振興機構(SIPA)が主催し、タイ情報通信技術産業協会(ATCI)などが支援する同国最大規模のITイベント「ASOCIO ICT Summit 2013 & Software Expo Asia 2013」が2013年9月26日にバンコクで開幕した(写真)。

 タイの政府要人や日本を含むアジアのIT企業幹部、一般企業のIT担当者などが集まり、タイをはじめとするアジア各国の発展につながるICT活用策などについて議論する。講演や展示を聴講・見学するために、日本やアジア各国などから関係者が会場に詰め掛けている。

 ASOCIO ICT Summit 2013 & Software Expo Asia 2013は二つのイベントからなる。一つは、アジア各国のユーザー企業向けにIT企業が自社のサービスやソリューションを紹介する「Software Expo Asia 2013」。今年が初の開催となる。もう一つはASOCIO(アジア・オセアニアコンピュータ産業機構)主催の年次総会「ASOCIO ICT Summit 2013」だ。アジア各国のIT業界団体に所属するIT企業の幹部が集まるものであり、日本からは情報サービス産業協会(JISA)の浜口友一会長および会員企業幹部が参加する。

 会期は9月28日までの3日間。明日27日には、Software Expo Asia 2013のセミナー企画として、日系企業の現地法人の経営者やIT関係者と日系IT企業の幹部が一堂に会し、現地におけるICT活用の勘所について議論する「アジアICTカンファレンス」が開かれる。同カンファレンスには、NTTデータの岩本敏男社長のほか、富士通やアビームコンサルティング、JBグループ(JBCCホールディングス)の現地法人責任者などが登壇し、自社のITサービスなどをアピールする。

 Software Expo Asia 2013の出展エリアには、富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)やNTTデータ、丸紅情報システムズ、オージス総研などが自社のブースを構える。