米Twitterが米AppleのモバイルOS「iOS」向けアプリケーションを大幅刷新する予定だと、複数の米メディアが現地時間2013年9月16日に報じた。

 米AllThingsDが得た情報によると、Twitter画面の下部に並んだ従来の4つのタブが取り去られ、スワイプ操作で簡単にストリームを切り替えできるようになる。新しいツイートから順に表示する従来のストリーム、他のユーザーとのやりとりや会話を表示するストリームに加えて、写真を添付したツイートのみ表示するストリーム、テレビの話題に特化したストリームを設ける。

 外部の提携サイトから引用された写真やビデオクリップなどは、タップしなくても直接ツイート内で再生される。刷新版は「全体的に、よりリッチでより視覚的なインタフェースになる」と見られる。

 Twitterアプリケーションは、まずAppleがモバイルOSの最新版「iOS 7」を9月18日に無償公開した直後に、iOS 7に対応したマイナーアップデートを提供。その後大幅なリニューアルを実施するという。

 米PCMag.comは、最近Twitter内でのテレビの重要度が増していると指摘する。昨年12月に米Nielsenとテレビ視聴動向の測定・分析に向けた提携を結び、今年2月にはソーシャルテレビ分析を手がける米Bluefin Labsの買収を発表している。