写真1●バックパッカー型ストリートビュー撮影機材「トレッカー」
写真1●バックパッカー型ストリートビュー撮影機材「トレッカー」
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写真2●グーグルストリートビューで閲覧可能な水中のアシカ
写真2●グーグルストリートビューで閲覧可能な水中のアシカ
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 グーグルは2013年9月13日、ガラパゴス諸島のストリートビューを公開した。同社は5月、ガラパゴス国立公園およびチャールズ ダーウィン財団の協力のもと、バックパッカー型のストリートビュー撮影機材「トレッカー」(写真1)をガラパゴス諸島に持ち込み、ストリートビューを撮影したという。

 ガラパゴス諸島は日本から約1万5000km離れた赤道直下に位置する火山諸島で、特殊な生物多様性を持つ場所として知られる。今週は進化論で知られるダーウィンがガラパゴス諸島を発見してから、178周年に当たるという。

 今回公開されたストリートビューでは、ダーウィンが最初に上陸したと伝えられているサンクリストバル島の上空でグンカンドリが群れをなしている様子や、ゾウガメ繁殖センター「ガラパグエラ セロ コロラド」のゾウガメの姿、イサベラ島の湿地帯で日光浴をするウミイグアナの様子などが確認できる。

 また、カトリンシービューサーベイの協力のもと、水中カメラ「SVII」を利用して海の中も撮影(写真2)。水中を元気に泳ぐアシカの姿もストリートビューで見ることができる。