写真●米ファイア・アイ日本法人CTOに就任した三輪信雄氏
写真●米ファイア・アイ日本法人CTOに就任した三輪信雄氏
[画像のクリックで拡大表示]

 セキュリティ専用機器などを手掛ける米ファイア・アイ日本法人(東京・千代田、茂木正之社長)は12日、日本法人のCTO(最高技術責任者)に三輪信雄氏を迎えたと発表した。三輪氏はセキュリティ業界大手のラック(東京・千代田)で、1995年にセキュリティ事業を立ち上げるなど業界の草分けの一人。2003年から08年まではラックの社長を務めた。

 海外セキュリティ企業の日本法人が独自にCTOを置くのは珍しい。三輪氏はファイア・アイの日本法人で、製品導入の技術トレーニングや技術支援を円滑に行う体制や、国内顧客企業向けのセキュリティ・コンサルティング体制を整備する役割などを担う予定。

 三輪氏は、ラック退社後に設立したS&Jコンサルティング(東京・港)の社長や総務省CIO補佐官といった従来の業務を継続し、ファイア・アイCTOの業務と兼任する。