米アップルは2013年9月10日（現地時間）、スマートフォンの新製品「iPhone 5s」「iPhone 5c」を発表した。日本では、9月13日から事前予約を受け付け、9月20日に発売する。キャリアは、これまでiPhoneを扱ってきたソフトバンクモバイルとau（KDDI）に加え、新たにNTTドコモも取り扱いを開始する。
64ビットCPUと指紋認証センサーを搭載した「iPhone 5s」
上位機のiPhone 5sは、現行の「iPhone 5」とほぼ同じデザインを採用しながら、新たに64ビット対応の高性能CPU「A7」を搭載することで、処理性能を引き上げた。米国での価格は、16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドル。また、前面のホームボタンに指紋認証センサー「Touch ID」を埋め込み、ロック画面の解除やiTunes Storeでのコンテンツ購入の際にパスワード入力の手間をなくした。
好評の小型ボディーを継承しつつ、処理性能を高めた「iPhone 5s」。下部のホームボタンの部分に指紋認証センサーを内蔵したのが特徴
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内蔵カメラは、画素数こそ800万画素で据え置かれたが、撮像素子の大きさを約15％大型化するとともに、開放F2.2の明るいレンズを搭載することで、画質を向上。10コマ／秒の高速連写機能や120fps（720p）のハイスピード動画撮影機能も新たに備えた。内蔵のフラッシュは、2種類のLEDにより忠実な色再現で撮影できるタイプに変更した。
液晶のサイズや解像度は従来のiPhone 5と同じ。カラーバリエーションは、シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色。
カラーバリエーションは、シルバー、スペースグレイ、ゴールドの3色を用意する
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新色のゴールド。女性に似合いそうな華やかなカラーリングだ
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5色のケースも用意する
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