写真●9月17日付で日本郵政のCIOに就く日立ソリューションズ副社長の小松敏秀氏
写真●9月17日付で日本郵政のCIOに就く日立ソリューションズ副社長の小松敏秀氏
[画像のクリックで拡大表示]

 日本郵政は2013年9月17日付で、日立ソリューションズ副社長の小松敏秀氏(61、写真)を執行役副社長として招く。小松氏は日本郵政の「社長補佐、システム部門」担当として、CIO(最高情報責任者)の役割を担う。西室泰三社長の下で、日本郵政グループ全体のIT戦略強化を進める。

 CIOの外部招聘は、「IT戦略の強化にはCIOが不可欠」との思いで西室社長が自ら決断し、実現させた。西室社長が日立製作所の川村隆会長に、「郵政グループのために日立グループからCIOを出してもらいたい」と依頼し、川村会長が応じた。

 小松氏は1975年日立製作所入社。同社情報・通信グループの金融ソリューション事業部長などを務め、2011年4月に日立ソリューションズに転じた。日本郵政の副社長就任に伴い、小松氏は9月16日付で日立ソリューションズを退任する。