米Microsoftが9月23日(現地時間)に米ニューヨーク市で「Surface」のイベントを開催することが明らかになった。同社がメディア関係者に電子メールの招待状を送ったと米The VergeフランスAgence France-Presse(AFP)などが現地時間2013年9月9日に報じた。

 招待状に詳細は記されていないが、MicrosoftはSurface Proの後継モデル「Surface Pro 2」とSurface RTの後継モデル「Surface 2」を発表すると見られている。これに先立ち米メディアは、MicrosoftがSurfaceシリーズの次期モデルを開発していると伝えていた。新型Surfaceの本体形状は、Pro、RTモデルともに初代機とほぼ同じだが2段階で角度調整が可能のキックスタンドが付くという。Proは米Intelの第4世代Coreプロセッサ(開発コード名「Haswell」)を搭載し、メモリーは8Gバイトに拡張される。バッテリー駆動時間は約2時間延びて最大約7時間になると見られている(関連記事)。

 一方のRTモデルはCPUに米Nvidiaの「Tegra 4」を搭載し、バッテリー駆動時間は約8時間になる見込み。The Vergeがその後に得た情報によると、Microsoftは2つのアクセサリー製品をイベントで発表する可能性がある。1つはSurface Pro 2、Surface 2、そして初代機のSurface Proで利用できるバッテリー内蔵のキーボード兼用カバー「Power Cover」。もう1つはSurface Pro 2とSurface Proで利用できるドッキングステーションという。

 ただしThe Vergeは事情に詳しい関係者の話として、かねて噂されていた小型モデル「Surface mini」は9月23日のイベントでは発表されないと伝えている。