写真●desknet's NEOの画面(画面はスマートデバイス向けのWeb画面)
写真●desknet's NEOの画面(画面はスマートデバイス向けのWeb画面)
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 ネオジャパンは2013年9月9日、Web型グループウエア「desknet's NEO」(写真)の稼働環境を拡大し、データ格納用のベースサーバーとしてOracle Databaseを利用できるように機能拡張したと発表した。同日付けで、Oracle Databaseを利用可能な新版を入手できる。

 desknet's NEOは、同社が2012年12月から出荷しているグループウエアソフトである(関連記事)。オンプレミス型またはクラウド(SaaS)型で提供している。オンプレミス型のライセンスは、中規模/大規模向け(300~数万人)の「エンタープライズライセンス」と、中小企業向け(5~300人)の「スモールライセンス」の二つを用意している。

 これまで、中規模/大規模向けのエンタープライズライセンスでは、データベースサーバーとしてPostgreSQL 9.2かSQL Server 2008/2008 R2/2012のいずれかを利用できていた。今回、これらに加えてOracle Database 11g Release 2を利用できるようにした(Oracle対応は製品発表時にアナウンスしていた)。なお中小企業向けのスモールライセンスでは、データベースサーバーがPostgreSQL 9.2に限定される。

 desknet's NEOの特徴は、HTML5を採用して見栄えと操作性を高めていることである。例えば無駄な画面遷移(ページの切り替え)を極限まで排除したという。さらにWebメールや文書管理の画面では、ドラッグ&ドロップでメールやファイルの整理ができる。画面はパソコン用のほかにスマートデバイス用も用意している。

 desknet's NEOエンタープライズライセンスの価格(税別)は、ユーザー数300人で150万円、1000人で472万円、5000人で885万円、1万人で1239万円、ユーザー数無制限で1534万円となる。