写真●日本HPと「HP CloudAgileプログラム」に参加したパートナー企業
写真●日本HPと「HP CloudAgileプログラム」に参加したパートナー企業
[画像のクリックで拡大表示]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は2013年9月5日、同社のハードウエアを使ってサービスを提供しているクラウド事業者の営業などを支援するパートナー施策「HP CloudAgileプログラム」を開始した。日本HPとクラウド事業者が共同でマーケティングを展開したり、日本HPの営業担当者がクラウド事業者のサービスを顧客に売り込んだりすることが主な内容。米国では2011年から行っている施策で、日本では6社のクラウド事業者と提携した(写真)。

 同プログラムは、日本HPのハードウエアをある一定額購入したクラウド事業者に対して提供する支援策となる。日本では、NTTコミュニケーションズ、IDCフロンティア、インターネットイニシアティブ、日立システムズ、GMOインターネット、GMOクラウドの6社がプログラムに参加している。

 日本HPの営業担当者が、クラウド事業者のサービスを顧客に売り込むことに成功した場合、日本HPはその営業担当者の成果を日本HP社内で評価する。クラウド事業者への営業協力を日本HP社内で制度化したことが、このパートナー施策の特徴となる。このほか日本HPは、クラウド事業者に対して、HP製ハードウエアを使ったクラウド構築の技術支援や、HP製ハードウエアを購入するための金融支援などを提供する。