写真●Surface RTの現行モデル
写真●Surface RTの現行モデル
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 米The Vergeは現地時間2013年9月4日、米MicrosoftがSurfaceの新モデルの設計段階を終了し、年内にも発売する計画を立てていると報じた。テクノロジーニュースサイトのNeowin.netやMicrosoftの動向に詳しいPaul Thurrott氏も、それぞれSurfaceの新モデルについてリポートしている。

 それらによると、Surface Proの次期モデル「Surface Pro 2」は、米Intelの第4世代Coreプロセッサ(開発コード名「Haswell」)ベースの「Core i5」を搭載し、メモリーは現行の4Gバイトから8Gバイトに拡張される。バッテリー駆動時間は最大約7時間と約2時間延びるという。また背面のキックスタンドは2段階の調整が可能となり、平面でない所に置く場合でも見やすい位置に角度を変えられる。ハードウエアは様々に改良が施されるが、本体の形状は現行モデルとほぼ同じになるという。

 一方Windows RTを搭載するSurface RTの新モデルについては、名称からRTの文字が消え「Surface 2」になるという。The Vergeは事情に詳しい関係者の話として、こちらについてもMicrosoftが設計段階を終了したと伝えている。RTモデルもProと同様に角度調整可能のキックスタンドが付くとしている。またThe Vergeは、米NvidiaのJen-Hsun Huang最高経営責任者(CEO)から聞いた情報を基に、Surface 2は「Tegra 4」を搭載すると伝えている。