中国Lenovo Group(聯想集団)は現地時間2013年9月3日、「ThinkPad」ブランドの新たなUltrabook製品として、「ThinkPad T440s」「同T440」「同X240」を発表した。

 米Intelの第4世代Coreプロセッサ(開発コード名「Haswell」)を搭載し、1度の充電で最大17時間の連続使用が可能。従来機種より本体を20%薄く、トラックパッドを45%広くした。ビジネスでの使用を意識し、システムを保護する各種センサーやセキュリティ機能を備える。

 14インチディスプレイのThinkPad T440sおよびT440は、最大1Tバイトのストレージを内蔵する。本体の厚さは21mm。T440sはタッチ対応フルHDディスプレイを搭載し、T440はオプションでタッチ対応のディスプレイを選べる。

 ThinkPad X240は12.5インチのフルHDディスプレイを搭載し、オプションでタッチ対応にできる。ストレージ容量は最大1Tバイト。本体の厚さは20.3mm。

 希望小売価格はT440sが1149ドルから、T440が899ドルから、X240が1099ドルから。いずれも10月末より販売を開始する。

 また同社はスモールビジネス向けの「ThinkPad S440」「同S540」も発表した。第4世代Coreプロセッサを搭載し、ディスプレイはタッチ対応/非対応を選べる。S440は9月中にリリースする予定で、希望小売価格は699ユーロから。S540は10月出荷を予定しており、649ユーロから。米メディアの報道(Engadget)によるとS540は15インチのディスプレイを搭載する。

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