写真●ジャイブのプレジデント兼ワールドワイド・フィールドオペレーション担当のジェイ・ラーソン氏
写真●ジャイブのプレジデント兼ワールドワイド・フィールドオペレーション担当のジェイ・ラーソン氏
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 企業向けSNSを手掛ける米ジャイブ ソフトウェア(以下ジャイブ)は2013年9月3日、都内で会見を開き、日本オフィス設立と国内事業への本格参入を発表した。

 ジャイブは、全世界で約800社、数百万の社員に企業向けSNSを導入した実績を持つ。国内では既に電通、東芝、日立データシステムズなどが同社のシステムを利用している。今回、TISおよびリコーITソリューションズと販売パートナー契約を結び、日本市場に本格参入する。

 同社の主力商品である「Jive」は、コミュニティごとに現場社員が容易にインタフェースを変えられることが特徴である。サービスの価格は、ユーザー1人当たり月額12ドルからとなる。

 同会見でジャイブのプレジデント兼ワールドワイド・フィールドオペレーション担当のジェイ・ラーソン氏(写真)は、Jiveを導入する効果について、「Jiveを導入した顧客企業に対してコンサルティング会社が調査した結果、顧客企業のメールを平均21%削減し、社員の生産性を平均15%上げることができた」と説明した(関連記事)。