ノキアソリューションズ&ネットワークスの日本法人は2013年9月1日、社名を変更した。旧社名は「ノキア シーメンス ネットワークス」で、新社名は「ノキアソリューションズ&ネットワークス」となる。通信事業者向けのネットワークインフラ機器ソリューションを手掛ける。略称は従来と同じ「NSN」。

 本社であるフィンランドのノキアソリューションズ&ネットワークスは、現地時間2013年8月7日に社名を変更済み。日本法人と同様に旧社名はノキア シーメンス ネットワークスだった。ノキアが独シーメンスの保有していた株式(50%持分)を買収したことを反映した。これにより、ノキアソリューションズ&ネットワークスはノキアの100%子会社となっている。

 ノキアソリューションズ&ネットワークスは2007年、ノキアとシーメンスの合弁会社として設立された。2010年にはモトローラの無線ネットワークインフラ部門を買収した。スウェーデンのエリクソン、中国のファーウェイ(華為技術)、仏アルカテル・ルーセントとともに通信インフラ機器のリーダー企業となっている。