「Parallels Desktop 9 for Mac」上で、Windows 8とWindows 7を動作させているところ
「Parallels Desktop 9 for Mac」上で、Windows 8とWindows 7を動作させているところ
[画像のクリックで拡大表示]
Windows 8のWindowsストアアプリをウインドウ表示できる
Windows 8のWindowsストアアプリをウインドウ表示できる
[画像のクリックで拡大表示]
Windows 8でスタートメニューを利用できる機能を追加した
Windows 8でスタートメニューを利用できる機能を追加した
[画像のクリックで拡大表示]
MacのThunderbolt端子に装着されたハードディスクなどをWindowsからも利用できる
MacのThunderbolt端子に装着されたハードディスクなどをWindowsからも利用できる
[画像のクリックで拡大表示]
「Parallels Desktop 9 for Mac」のパッケージ
「Parallels Desktop 9 for Mac」のパッケージ
[画像のクリックで拡大表示]
発表会場で行われた「Parallels Access for iPad」のデモ。iPad上で、別のパソコンに入っているMacやWindowsのアプリを起動できる
発表会場で行われた「Parallels Access for iPad」のデモ。iPad上で、別のパソコンに入っているMacやWindowsのアプリを起動できる
[画像のクリックで拡大表示]
Parallels Access for iPadを使って、別のパソコンのWordを起動した様子。iPadの操作で、文字データのコピー・アンド・ペーストなども可能
Parallels Access for iPadを使って、別のパソコンのWordを起動した様子。iPadの操作で、文字データのコピー・アンド・ペーストなども可能
[画像のクリックで拡大表示]

 パラレルスは2013年8月29日、Mac上でWindowsなどを利用できる仮想化ソフト「Parallels Desktop 9 for Mac」を9月6日に発売すると発表した。価格は7900円。4000本限定で4900円の「初回出荷限定版」を発売する。

 Parallels Desktop for Macを利用すれば、Mac上でWindowsなどの別のOSを起動できる。具体的には、Macのデスクトップ画面上に開いたウインドウの中でWindowsを起動させ、その上でWindowsのソフトを実行できる。

 また、Parallels Desktop for Macの「Coherenceモード」を使用すれば、Macのデスクトップ上で、特定のWindowsソフトのウインドウだけを開くことも可能だ。つまり、Windows用ソフトを、あたかもMac用ソフトのように利用できる。

 新版では、Windows 8への対応を強化。Parallels Desktop for Mac上で起動したWindows 8では、Windows 7と同様の「スタートメニュー」を利用できるようにした。全画面表示が基本の「Windowsストアアプリ」を、ウインドウ表示できる機能も加わった。

 このほか、Thunderboltに接続したハードディスクなどを、Parallels Desktop上のWindowsで使うことも可能になった。

 同社は今回、「Parallels Access for iPad」を販売することも発表した。これは、MacやWindowsパソコン内のソフトにリモートアクセスして、iPadから利用できるようにする。App Storeで販売する。価格は、アクセスするコンピューター1台につき75ドル。現時点では、英語版とドイツ語版のみ用意する。日本語版の発売時期や価格については未定。