写真●米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO
写真●米マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEO
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 米マイクロソフトは2013年8月23日、スティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)が1年以内に退任する予定であることを発表した。後継CEOは、今後1年以内に取締役会が設けた特別委員会が選定する。バルマーCEOは、「マイクロソフトをデバイスとサービスの会社に変革するという戦略を長期的に遂行できる新しいCEOが必要だ」と述べている。

 後継CEOを選ぶ特別委員会には、同社の創業者であるビル・ゲイツ会長が加わっている。ゲイツ会長は声明で、「委員会の一員として、偉大な新CEOを見つけるために、他のメンバーと共に尽力していく」と述べている。特別委員会はヘッドハンティング会社として、米ハイドリック・アンド・ストラグルズと契約しており、マイクロソフト社内だけでなく、社外からも新CEO候補を探すとしている。

 ゲイツ氏のハーバード大学時代からの友人であるバルマーCEOは、マイクロソフト初のビジネスマネージャーとして1980年に同社に入社。2000年からCEOを務めている。