写真●スマートフォン版トップページに避難情報が予示されている画面
写真●スマートフォン版トップページに避難情報が予示されている画面
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 ヤフーは2013年8月22日、地方自治体が発令する避難勧告などの避難関連情報の配信を開始した。自治体などが発信する公共情報を集約し、放送、携帯、ポータル事業者や、新聞社などのメディアに配信するための情報基盤である公共情報コモンズ、危機管理の情報配信とサービスを提供する専門企業レスキューナウと連携して実施する。
 
 具体的には、「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」「警戒区域」が発令された場合に、Yahoo! JAPANが提供するスマートフォンアプリ「防災速報」(iOS版・Android版)、スマートフォン版トップページ、パソコン版・スマートフォン版「Yahoo!天気・災害」で提供する。
 
 配信される条件は、防災速報アプリの場合、アプリ内に登録されている地域(最大3か所)と現在地に関する情報(アプリ内で「現在地連動通知」の設定がオンになっている場合)が、プッシュ通知で配信される。スマートフォン版の場合は設定地域の情報(地域未設定の場合はすべてのエリア)、Yahoo!天気・災害ではすべてのエリアに関する情報が表示される。

 ヤフーでは、「避難関連情報は、身を守る上で災害情報と同様に大切な情報であると考え、情報提供を開始する」と説明している。