Android搭載の手描きタブレット「Cintiq Companion Hybrid
Android搭載の手描きタブレット「Cintiq Companion Hybrid
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iPad向けのBluetooth対応スタイラスペン「Creative Stylus」
iPad向けのBluetooth対応スタイラスペン「Creative Stylus」
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 ワコムは2013年8月20日、AndroidやWindows 8を搭載した手描きタブレット「Cintiq Companion」シリーズを発表した。パソコンに接続する必要があった従来モデルに対し、新モデルではOSにAndroidやWindows 8を採用することで、場所を選ばずにイラストなどを描けるようにした。同社の直販サイトで販売する。発売は9月末から10月上旬の予定。

 「Cintiq Companion Hybrid DTH-A1300L/K0」は13.3型液晶を搭載したタブレット。解像度は1920×1080ドット。OSはAndroid 4.2。電磁誘導方式の専用ペンが付属する。2048段階の筆圧検知と傾き検出の機能を備えている。手描きするためのアプリケーション「Wacom Creative Canvas」「Wacom Manga Canvas」が付属する。パソコンに接続することで、外部ディスプレイ兼入力用タブレットとして利用することも可能。CPUはTegra 4。前面に200万画素、背面に800万画素のカメラを搭載する。本体サイズは幅375×高さ248×厚さ16mm、重さは1.7kg。フラッシュメモリーの容量は16GBで、直販価格は15万8000円。上位機種の32GBモデルは16万8000円。

 「Cintiq Companion DTH-W1300L/K0」はWindows 8を搭載した13.3型タブレット。CPUはCore i7-3517U(1.9GHz)。256GBのSSDを搭載する。そのほかの仕様はAndroidモデルとほぼ同じ。ただし、パソコンと接続して外部ディスプレイ兼入力用タブレットになる機能は持たない。直販価格は19万8000円。512GBのSSDとWindows 8 Proを搭載した上位モデルは24万8000円。

 このほか第3世代以降のiPadとiPad mini向けのBluetooth対応スタイラスペン「Creative Stylus」も発表した。