図1 アプリの画像イメージ
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図2 セカンドスクリーン基盤システム「LINK:s(リンクス・仮称)」の概要
図2 セカンドスクリーン基盤システム「LINK:s(リンクス・仮称)」の概要
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 テレビ朝日は、セカンドスクリーンサービス「テレ朝リンク」の基盤システムである「LINK:s(リンクス・仮称)」を独自開発し、これを活用したセカンドスクリーン企画の第1弾を9月1日に実施すると発表した。

 同日放送の5時間特別番組「土屋アンナ&冨永愛vs.よゐこ過酷!!真夏の無人島で2泊3日?0円生活!!」と連動するスマートフォン/タブレット端末向けアプリ「濱口と一緒にお魚獲るどー!無人島0円生活0円GAME」で、番組視聴中にゲームを楽しめるようにする。「お魚獲得チャンス(予定)」のCGテロップが番組中に表示されたタイミングでスマホやタブレット端末でテレビ画面を撮影すると、幻の食材を獲得できる(図1)。対応OSは、iOS6.0以上もしくはAndroid OS4.0以上。

 「テレ朝リンク」の基盤システムの「LINK:s(リンクス・仮称)」には、「高負荷アクセス制御機能」や「リアルタイム番組連携機能」などに加えて、連動コンテンツの盛り上がりをSNSで情報拡散することでリアルタイム視聴を促進するための「SNS連携機能」を搭載した。さらにセカンドスクリーンサービスを活用してテレビ番組視聴情報をビッグデータとして収集・管理する機能も備える(図2)。

 テレビ朝日は今後、リアルタイム視聴を促進する番組連動コンテンツの開発とともに、視聴情報などビッグデータを自社のマーケティングに有効的に活用することで、新しいテレビビジネスの創造を推進する方針である。