写真1 飯山工場内で開催された「親子パソコン組み立て教室」
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写真2 ランプを目印にして必要な部品をピッキングする
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写真3 ドライバーを使ってパソコンを組み立てる児童
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写真4 女子児童の参加者も多かった
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写真5 デスクトップパソコンの組み立てに挑戦したのは3組
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写真6 工場のツールでキーボードの動作を確認
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写真7 組み立て完了を記念して修了証を授与
写真7 組み立て完了を記念して修了証を授与
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写真8 “訳あり品”の特売セールも同日開催された
写真8 “訳あり品”の特売セールも同日開催された
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写真9 パソコンや液晶ディスプレイが格安で販売された
写真9 パソコンや液晶ディスプレイが格安で販売された
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 マウスコンピューターは2013年8月10日、長野県飯山市にある同社の飯山工場で、「2013年度 親子パソコン組み立て教室」を開催した。県内外から22組の親子が参加。それぞれが選んだ構成のパソコンで、部品の用意から組み立てや動作確認まで、一連の作業工程を体験した(写真1)。

 参加したのは、小学6年生の児童とその保護者。Webサイトでの応募者から抽選で22組が選ばれた。組み立て教室は、午前が県内参加者向け、午後が県外参加者向けの2回だった。

 実際に組み立てるパソコンのハードウエア構成やOSの種類は、マウスコンピューターが販売しているパソコン同様にBTO(受注生産)方式。参加者はあらかじめ、組み立てたいパソコンの構成を自由に決め、マウスコンピューターに伝えておく。組み立てたパソコンは、通常価格の3割引きで参加者が購入する。

 組み立て工程として、まず最初に取り組むのは、部品のピッキングだ。CPUやメモリー、HDD、電源など、パソコンを組み立てるのに必要な部品を、実際に工場内で集めてくる。

 飯山工場では、パソコンのハードウエアやソフトウエアの構成が書いてある「構成表」に基づいて、部品をピッキングする。構成表に記載されているバーコードを、作業用パソコンに接続されたリーダーで読み込むと、その部品がある棚のランプが点灯する仕組みだ。子供たちは、ランプを手掛かりに部品を一つひとつ集める(写真2)。

 部品を集め終えたら、組み立ての作業に入る。親子1組に1人ずつ、飯山工場で組み立て作業に当たっている社員が、「先生」として作業をサポートする。用意された写真付きマニュアルを見ながら、作業の開始だ。

 ほとんどの参加者は、ノートパソコンを組み立てた。ドライバーを使いながら、小さな部品をノートパソコンの本体に組み込んでいく(写真3、写真4)。22組のうちの3組は、デスクトップパソコンの組み立てに挑戦。パソコン本体を横や縦に動かしながら、マザーボードや電源などを取り付けた(写真5)。

 組み立てが終わると、動作確認だ。音声は聞こえるか、DVDは再生できるか、キーボードのキーはいずれも機能しているかなどを、工場で使っているツールを使ってチェックする(写真6)。これで問題がなければ、組み立ては完了となる。最後に、参加者は記念の修了証を受け取った(写真7)。

 同日、組み立て教室の会場となった飯山工場では、「第6回 訳ありセール」も開催された(写真8)。“訳あり品”として、わずかな擦り傷がある製品や、化粧箱が汚れた製品など、パソコン240台と液晶ディスプレイ180台が特価で販売された(写真9)。

 このセールは恒例であり、セールが開始される朝9時には130人が列を作った。行列の先頭に並んでいた会社員は、「前日の夜8時から並んでいる。昨年ほしい製品を購入できなかったので、今年こそはと思い早く来た」と意気込みを見せた。このセールは14時まで開催され、約500人が訪れたという。