Windows 8.1プレビュー版のスタート画面
Windows 8.1プレビュー版のスタート画面
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 米マイクロソフトは2013年8月14日(米国時間)、Windows 8の改良版「Windows 8.1」をニュージーランド時間の10月18日午前0時に提供開始すると発表した。日本時間で17日午後8時の公開となる。Windowsチームの公式ブログで明らかにした。

 Windows 8のユーザーは、Windows 8用のアプリ配信サービス「Windowsストア」経由で無料でアップデートできる。ただし、「17日の午後8時からすぐに入手できるかどうかは分からない。その時間から順次世界で公開していくという発表で、タイミングはずれる可能性がある」(日本マイクロソフト広報)という。

 公式ブログでは、Windows 8.1をプリインストールしたパソコンの販売も、地域によっては18日から始まるとしている。これについても、「日本市場での発売日がどうなるかは、現時点では不明」(同)という。

 Windows 8.1は、デスクトップに「スタートボタン」を復活させるなど、ユーザーインタフェース(UI)の改善を図った新OS。「スタートメニュー」は復活しないものの、アプリの一覧画面「アプリビュー」の使い勝手を向上させるほか、新しいUIのWindowsストアアプリでも画面を2分割や3分割させてマルチウインドウ的に使えるようにする。オンラインストレージ「SkyDrive」や検索エンジン「Bing」との統合を強化するなど、クラウドサービスとの連携性も強める。