明治安田生命保険は2013年8月7日、OSに「Windows 8 Pro」を搭載したタブレット端末を導入すると発表した。全国で約3万人の営業職員が使う。明治安田生命によれば、Windows 8タブレットの導入事例としては国内最大という。

 2013年9月から順次導入する。新端末により、年間80万件に達する紙の請求手続きを電子化したり、顧客の要望を画面で確認しながら必要保障額をシミュレーションしたりできる。将来的には、新端末のカメラ機能を使うことで、本人確認書類のコピーなどが必要な手続きで、ペーパーレスを進めていきたいという。

 新端末は客先での利用を想定し、NTTドコモのLTE(Long Term Evolution)方式サービス「Xi」による通信機能を搭載。約8時間稼働するバッテリーも備える。重さは約880グラムで、12.1インチの液晶パネルを搭載する。

 富士通が新端末の開発を支援した。なお、明治安田生命は導入金額を明かしていない。