米comScoreは現地時間2013年8月8日、米国スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。同年6月(4~6月の3カ月平均、以下同)におけるスマートフォンメーカー別加入者数(13歳以上)シェアは、米Appleと韓国Samsung Electronicsがそれぞれ1位と2位を維持した。

 各メーカーの市場シェアはAppleが39.9%、Samsungが23.7%。この後、台湾HTCの8.5%、米Motorola Mobilityの7.2%、韓国LG Electronicsの6.6%と続いた。このうちAppleのシェアが3カ月前と比べ0.9ポイント増え、Samsungのシェアも同2.0ポイント増えている。SamsungはGalaxy S4を4月に発売しており、これがシェア拡大につながった。一方HTCは同0.5ポイント減、Motorolaは同1.3ポイント減、LGは0.2ポイント減といずもシェアが縮小した。

 6月における13歳以上の米国スマートフォン所有者数は約1億4200万人となり、3カ月前から4%増加した。携帯電話加入者全体(13歳以上)に占めるスマートフォンの割合は59%に達した。

 スマートフォンのOS別シェアを見ると、「Android」が52.0%でトップを維持し、「iOS」が39.9%でこれに次いだ。このほか「BlackBerry OS」は4.4%、「Windows Phone」は3.1%、「Symbian」は0.3%だった。Androidのシェアは3カ月前と同じだった。iOSは前述の通り0.9ポイント増。Windows Phoneも同0.1ポイント増とわずかながら伸びている。BlackBerry OS、Symbianは、ぞれぞれ0.8ポイントと0.2ポイント減少した。

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