ニューフォリアは2013年8月5日、スマートフォンやタブレット向けのアプリ開発を高速化するクラウド型アプリ開発プラットフォーム「applican」β版の提供を同日に開始したと発表した。
applicanは、ウェブベースで作成したコンテンツを、缶詰めのように詰め替えることで、ハイブリッドアプリを開発できる。新たにプログラミング言語や開発環境の使い方を覚える必要もなく、HTML/CSS/JavaScriptの知識と、これまで利用してきたツールだけでアプリを作成できるという。
applicanでビルド(生成)したハイブリッドアプリは、JavaScriptを経由してデバイスの様々な機能を使用することができる。ウェブアプリだけではできなかった様々なデバイスやセンサーの機能と連携したサービスの開発を加速するという。「アプリ開発の経験がないウェブデザイナーやディベロッパーでも簡単にアプリ作成が可能」「これまでウェブデザイナーやディベロッパーが培ってきたスキルだけで、iOSやAndroid対応アプリを同時に開発できる」という。
applicanは8月5日からβ版の提供を開始し、9月2日に正式オープンの予定。 今後は、様々なパートナーシップやOEM提供などを検討していく。