写真●中学生Ruby教室の模様
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写真●教材のソフトウエア
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写真●Ardinoとの連携
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写真●講師とアシスタントの学生
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写真●講師とアシスタントの学生
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 松江市は2013年8月3日と4日、松江市内の中学生を対象に、中学生Ruby教室を開催した。昨年まではWindowsパソコンを使っていたが、今回からMacBookに変更。またオープンソースハードウエアのワンボードコンピュータ「Arduino」と連携するRubyを使った制御を体験した。

 中学生Ruby教室は、市内の子供がプログラミングに親しむことを目的に、松江市が2008年から実施している。今回、3日間で3回の教室を開催、あわせて43名の中学生が参加した。

 講師はネットワーク応用通信研究所 研究員 高尾宏治氏、アシスタントは松江高専と松江商業高校の学生あわせて7人が務めた。

 昨年度までは、Rubyとゲーム用ライブラリDXRubyを使った教材を利用していたが、今回からライブラリをDXRubyから、Macでも動作する「R2D」に変更した。教材として「コンピュータアート」「数当てゲーム」「シューティングゲーム」の3つを新たに作成。いずれも、松江高専の学生が、ネットワーク応用通信研究所の高尾氏の指導を受け開発した。「コンピュータ・アート」「数当てゲーム」ではRubyで「Arduino」を制御する。

 松江市ではWindows版Ruby教室の教材ソフトウエアとテキストを無償公開している(関連記事:松江市が中学生Ruby教室用ソフト一式をGitHubで公開、テキストもCCで無償配布)。今回の教室で利用したMac版教材についても将来的に公開を予定している。