コロンビアとベネズエラで発売されたFirefox OS搭載スマートフォン「ALCATEL ONE TOUCH Fire」。価格は日本円換算で約1万500円
コロンビアとベネズエラで発売されたFirefox OS搭載スマートフォン「ALCATEL ONE TOUCH Fire」。価格は日本円換算で約1万500円
[画像のクリックで拡大表示]
Firefox OS搭載スマートフォン「ZTE Open」
Firefox OS搭載スマートフォン「ZTE Open」
[画像のクリックで拡大表示]

 米モジラ(Mozilla)とスペインのテレフォニカ(Telefonica)は2013年8月1日(米国時間)、Firefox OS搭載スマートフォンをコロンビアとベネズエラで販売開始したと発表した。第4四半期にはブラジルでも投入する。

 Firefox OSは、HTML5などのオープンなWeb標準技術で構成されたスマートフォン・プラットフォーム。米アップルの「iOS」や米グーグルの「Android」に対する“第3極”として注目を集めている。比較的安価な端末を開発できることや、通信事業者(キャリア)がインタフェースをカスタマイズできることなどが特徴だ。

 販売する「ALCATEL ONE TOUCH Fire」と「ZTE Open」は、7月初めに欧州で発売されたモデル。スペインでテレフォニカが、ポーランドでは独ドイツテレコムが販売している。南米では、テレフォニカ傘下の携帯電話事業会社モビスターの店舗と販売チャネルで取り扱う。コロンビアでの価格は、売り切りの場合で2機種とも19万9900コロンビアペソ(約1万500円)。

 日本ではKDDIが今後1~2年以内に、Firefox OS搭載スマートフォンを販売する計画。