富士通マーケティングは2013年8月2日、ユーザー企業のクライアントPCを旧環境(Windows XP)から新環境(Windows 7/8)に移行するSIサービスを「Windows XP移行サービス」(写真)として体系化したと発表した。7月中旬から提供を開始している。
事前の情報収集から計画立案、設計、展開、移行後の運用、教育まで、全6フェーズ全10種のサービスで構成する。これらの中から、必要なサービスを組み合わせて利用できる。必要に応じて、旧環境から新環境へのデータ移行サービスなどもオプションで用意した。
自社にITエンジニアがいない中小企業向けには、情報収集から運用までの一連のサービス(移行アセスメント、移行設計サービス、展開サービス、運用支援サービス)をパック化した「Windows XP移行支援パック」を用意した。必要に応じて、この4つ以外のサービスを追加できる。
参考価格(税別)は、Windows XP移行支援パックの場合で、移行対象PCが25台で99万円から、移行対象PCが100台で265万円から。
フェーズ | サービス名 | サービスの概要 |
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情報収集フェーズ | 移行セミナー | システム移行の概要をセミナー形式で説明 |
無料診断サービス(移行相談) | システム移行に関する個別相談 | |
計画フェーズ | 移行アセスメント | システム移行方針の策定を支援 |
設計・検証フェーズ | 移行設計サービス | 移行計画やシステム設計を実施 |
検証支援サービス | 動作環境など移行前の検証作業を支援 | |
展開フェーズ | 移行支援サービス | マスター(ひな型)の作成などを実施 |
展開サービス | 設置展開を実施 | |
運用フェーズ | 運用支援サービス | ヘルプデスクサービスを提供 |
3R・教育フェーズ | PC3Rサービス | 不要なWindows XP端末のデータ消去・廃棄・買い取りを紹介 |
教育サービス | Windows 7/8などの新機能と操作方法を、集合教育やe-Learning形式で提供 |