日本気象は2013年7月31日、防災をテーマにした、アイデアソン/ハッカソンを8月16日から東京、大阪、仙台などで計7回開催すると発表した。地図情報を扱うゼンリンデータコムなどが共催しており、気象情報と位置情報データを掛け合わせ、主として災害発生時に役立つアプリケーションやサービスの創出を目指す。

 位置情報と掛け合わせることで、利用者の状況に応じた災害時の避難場所、防災関連情報の提供ができるようになる。東京・大阪のほか、東日本大震災の被災地である石巻や仙台でもイベントを開催。防災に加えて、震災復興に役立つアイデアやアプリも見いだしたい考え。

 「Earth Communication Award」と題して、1回目および2回目ではコンセプトを競うアイデアソンを実施する。3回目から6回目はアプリやサービスのプロトタイプを作成するハッカソンを開催。審査会・表彰式は2013年11月上旬を予定する。